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「真夏に突然エンジンがかからない!? バッテリー上がりの原因と防止策を徹底解説」2025.06.27

【はじめに】

「エンジンがかからない…」真夏に多発するバッテリートラブルの現実

猛暑が続くこの季節、車を使おうとしたら「エンジンがかからない!?」なんて経験、ありませんか? それ、実は“何もしていない”わけではないのです。真夏は「バッテリー上がり」が多発する季節。この記事では、なぜ夏にバッテリー上がりが起こるのか、その原因・防止策・対処法までを徹底解説します。


第1章:なぜ「夏」にバッテリーが上がるのか?

▽1-1. バッテリーは高温に弱い!その理由とは

バッテリーは「熱」に弱い構造です。内部の電解液が蒸発しやすくなり、劣化が急速に進みます。特にエンジンルーム内は夏場40〜60℃にも達することもあり、化学反応のバランスが崩れてしまうのです。

▽1-2. エアコンの酷使がバッテリーを追い詰める

真夏のドライブに欠かせないエアコン。これが大きな電力消費源。アイドリング中でもエアコンは稼働し続け、発電が追いつかない場合、放電のほうが上回ってしまい、バッテリーが“空”になります。

▽1-3. アイドリングストップ機能の落とし穴

停車時に自動でエンジンが切れるアイドリングストップ。復帰時にはバッテリーから強力な電力が必要になります。この瞬間にトドメを刺されるケースも多く、特に信号待ち中にエンジンが復帰しないトラブルが報告されています。


第2章:夏のバッテリー上がりの前兆とは?

▽2-1. エンジン始動に違和感

「キュルキュル……」とセルの回転が弱い、遅いと感じたら要注意。これが劣化バッテリーの最初のサインです。

▽2-2. ヘッドライトの明るさに注目

夜間の運転時、「ライトが暗くなった?」と感じることがあれば、それは電力供給が不安定になっている証拠。早急な点検をおすすめします。

▽2-3. スマートキーが反応しない

バッテリーの電圧低下でスマートキーの電波を正しく受信できなくなると、ドアが開かなかったり、プッシュスタートが作動しなかったりします。


第3章:「何もしてないのにバッテリー上がり」は本当か?

▽3-1. 実は“していた”電力消費行動

エアコンはもちろん、ドライブレコーダーの常時録画・スマホ充電・ステレオなど、電力を使う装備はたくさん。とくに駐車中の待機電力が見逃されがちです。

▽3-2. 低速走行や渋滞もリスク要因

渋滞中や近距離運転では発電が不十分なまま電装品を使用し続けることになります。これが発電<放電となり、結果的にバッテリーを消耗させているのです。


第4章:バッテリー上がりを防ぐ5つの実践対策

▽4-1. 月に1度の点検を習慣に

バッテリーの「電圧チェック」はカー用品店や整備工場で無料でできることもあります。劣化の見える化でリスク回避!

▽4-2. 使用年数を把握しよう(目安:2〜3年)

見た目ではわかりにくいバッテリーの劣化。2年以上使用しているなら、積極的な点検・交換を。

▽4-3. 電装品の同時使用を避ける

エアコン・ナビ・オーディオ・ドラレコ・スマホ充電…。可能な限り電装品の同時使用を減らすことでバッテリー負担を軽減。

▽4-4. 渋滞時やアイドリング中は特に注意

電力が足りない状況下でエアコンを使い続けるのはNG。窓を開けて風を通すなどの工夫をしましょう。

▽4-5. 長距離運転前の「ブースターケーブル」準備

もしものためにジャンプスタートキットやブースターケーブルを常備。特に遠出や帰省時には“保険”になります。


第5章:バッテリー上がり時の正しい対処法

▽5-1. ブースターケーブルによるジャンプスタート

【必要なもの】

  • ブースターケーブル
  • 救援車(正常なバッテリー搭載車)

【手順】
① 赤(+)ケーブルを救援車→自車へ接続
② 黒(−)ケーブルを救援車→自車(エンジンルームの金属部)へ
③ 救援車エンジン始動→数分後、自車を始動
④ エンジン始動後は10〜15分アイドリングして充電

▽5-2. ジャンプスターター(ポータブル電源)の活用

最近はモバイルバッテリー型のジャンプスターターも市販されています。キャンプやアウトドア派の人には特におすすめ。


第6章:よくあるQ&Aで疑問を一掃!

Q1:夏より冬の方がバッテリー上がりが多いって本当?

→ 冬は電力供給が弱くなるためトラブルが顕在化しやすいだけ。実は夏の酷使が原因というケースが多数。

Q2:新車でもバッテリー上がりは起こる?

→ 起こり得ます。特に初期不良・放置期間・エアコンの酷使などが重なれば、新車でも突然死する可能性あり。

Q3:EVやハイブリッド車も同様?

→ 補機バッテリー(12V)はガソリン車とほぼ同じ構造。EVでも油断は禁物!


【まとめ】

「夏こそバッテリーに気をつけるべき」5つのポイント

  1. 高温はバッテリーに大敵!
  2. エアコン使用は計画的に
  3. 点検・交換は年1回以上
  4. ジャンプスタート方法を習得
  5. 非常時に備えて準備を怠らない

【最後に】

夏のドライブを安心・快適に楽しむためには、バッテリーの健康管理が最優先事項。突然のエンジンストップに慌てないためにも、日頃からの点検と知識の積み重ねがあなたと愛車を守ります。ぜひこの記事を参考に、“夏の車の命綱”であるバッテリーをいたわってあげてください。



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