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【完全ガイド】夏の車内温度を下げる方法|道具不要&5分でできる猛暑対策とは?2025.06.24

【はじめに】夏の車内は危険レベル!正しく冷やす知識は命を守る

皆さん、こんにちは。
真夏の炎天下にクルマを駐車して、乗り込もうとした瞬間にむわっと立ち込める熱気…。ダッシュボードに手を触れたら「アチッ!」と声が出てしまった経験、ありませんか?それ、命に関わる危険信号かもしれません。

実は、外気温が35℃程度でも、直射日光にさらされたクルマの車内温度は、わずか30分で50℃を超えることがあります。
最悪の場合、ダッシュボードは70℃超、シートベルトのバックルに至っては火傷を負うほど熱くなります。

この記事では、「車内温度を下げる方法」に焦点を当て、誰でも簡単に、しかも道具不要で実践できる対策から、プロも勧める本格的な暑さ対策まで徹底的に解説します。


【第1章】炎天下に停めたクルマの車内温度はどこまで上がるのか?

まずは事実を押さえておきましょう。
JAFなどの各種調査では、炎天下に置かれたクルマの車内温度がどのように推移するか詳細に検証されています。

  • 外気温35℃・黒いボディの車両
     → 30分後には57℃超え
  • 外気温35℃・白いボディの車両
     → 30分後には52℃前後

さらに驚くべきはダッシュボードの温度です。
なんと、黒いボディのクルマでは79℃、白いボディでも**74℃**に達するという結果が出ています。

このような高温環境下では、子どもやペットを一瞬でも車内に残すのは大変危険。
死亡事故につながるケースも後を絶ちません。


【第2章】今すぐできる!車内温度を下げる3つの方法

① ドア開閉パタパタ法(道具不要・原始的だけど効果大)

最も簡単で即効性のある方法が、「ドア開閉による空気入れ替え」です。

【手順】

  1. 助手席 or 後部座席の窓を全開にする
  2. 運転席のドアを10回程度、素早く開け閉め

これにより、熱せられた車内の空気が一気に外へ押し出され、新しい空気が流れ込みます。

アナログですが、たった数十秒で体感温度がグッと下がるのが実感できます。

② エアコン+窓全開+走行の合わせ技(5分で27℃まで冷却)

最も効率が良いのが、以下の手順です:

【ステップ】

  • エアコンを「外気導入・設定温度Lo」に設定
  • 窓をすべて全開
  • 時速40km程度で2分走行
  • 窓を閉めて、エアコンを「内気循環」に切替
  • そのまま3分走行

たった5分で28℃程度まで温度が下がるという実証データも。
クルマ全体が風を受けることで、エアコンの効率も一気に上がるのです。

③ 氷・保冷剤を活用した簡易クーリング

もし車内にクーラーボックスやコンビニの氷袋があれば、それをエアコンの吹き出し口に置いてみてください。
一気に冷却効果がアップします。扇風機付きの冷却シートやUSBファンなどの併用もおすすめです。


【第3章】そもそも車内が熱くならない工夫も必要

1. 日陰に停めることが最重要

言うまでもなく、木陰や建物の陰に駐車することが最も有効です。
ですが、日陰が必ずしも空いているとは限りませんよね。だからこそ、次のようなアイテムの活用が重要になります。

2. サンシェードの意外な効果と注意点

サンシェードを使用することで、直射日光を遮りダッシュボードの温度上昇を抑える効果があります。
ただし、車内全体の温度には劇的な変化はなく、50℃前後には達してしまう点は押さえておきましょう。

また、サンシェードの使用時には「ドライブレコーダーの過熱」に注意が必要。
ドライブレコーダーの部分もサンシェードで覆うか、日陰側に設置することで、故障のリスクを減らせます。


【第4章】意外と知られていない「高温による車内トラブル」

車内の高温は、人体へのダメージだけでなく、クルマ自体にも悪影響を与えます。

  • ダッシュボードの劣化やひび割れ
  • 液晶機器(ナビ・モニター・ドラレコ)の誤作動や故障
  • 内装材の変形や剥がれ
  • 芳香剤の液漏れや爆発(特にスプレー缶)

炎天下での長時間駐車は、クルマの寿命を縮めてしまう原因にもなりかねません。


【第5章】子どもやペットの命を守るために知っておくべきこと

「少しだけ」「数分だから」という気の緩みが、取り返しのつかない事故を招くことがあります。

  • たとえ10分の放置でも、車内温度は急激に上昇
  • 窓を少し開けても、換気効果はほとんどなし
  • 熱中症は気づいた時には手遅れになりやすい

子どもやペットを残して車を離れるのは絶対にNGです。


【第6章】夏の車内温度を快適に保つプロのワザとは?

カー用品店やプロの整備士がすすめる“本気の暑さ対策”もあります。

  • 断熱フィルムの施工
     → 紫外線&赤外線をカット、冷却効率UP
  • 車用遮熱カーテンの活用
     → 助手席や後部座席に設置し直射を防ぐ
  • アイドリング時のエアコン活用(エコとバッテリーのバランス)

また、バッテリーの状態が悪いと、猛暑時にエアコンがうまく機能しないケースもあります。
点検とメンテナンスを怠らないことも重要な対策のひとつです。


【まとめ】車内温度を下げる方法を知れば、夏のドライブはもっと快適に!

いかがでしたか?
「車内温度を下げる方法」は、誰でも実践可能な手法から本格的な装備まで幅広く存在します。
最も大事なのは、“暑くなる前に備える”という意識です。

夏のクルマはまさに“鉄の箱”。
正しい知識と対策で、快適かつ安全なドライブを楽しみましょう。



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