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【車内が臭い?】実はその原因、エアコンフィルターかも!ニオイの正体・交換タイミング・費用・自分でできる対処法まで徹底解説!2025.06.06

はじめに:車内の「なんかクサい」を放置していませんか?

「車に乗るたびに、なんだかモワっと臭う…」
「エアコンつけた瞬間、カビ臭い風が出てくる」
「消臭剤を置いても効かない」
そんな悩み、ありませんか?

実はそのニオイの原因、「エアコンフィルター」にあるかもしれません。
車のエアコンは、空気を冷やしたり温めたりして車内を快適に保ってくれますが、フィルターが汚れていると、その空気そのものがニオってしまうんです。

この記事では、

  • 車内のニオイの原因とは?
  • フィルターの役割と交換の必要性
  • 実際の交換費用と時期
  • 自分でできる交換方法
  • プロに任せたほうがいいケース
  • 交換以外にチェックすべきポイント

などを、整備士のアドバイスを交えながら、徹底的に解説していきます!


第1章:車内がクサい…冬でもエアコンがニオう原因とは?

1-1. 冬のエアコンがニオう理由は「カビ」ではない?

夏にカーエアコンを使うと、湿気がこもってカビが発生しやすくなります。これは多くの方がご存じでしょう。
でも、実は冬でもエアコンから嫌なニオイがすることがあります。

冬場は気温も湿度も低いため、カビ菌の増殖にはあまり適さない環境。
では、なぜニオうのか?

その原因のひとつが「劣化したエアコンフィルター」なんです。

1-2. エアコンフィルターの役割とは?

カーエアコンには、「冷房」と「暖房」の両機能があります。

  • 冷房は「エバポレーター」で冷たい空気を作り出し
  • 暖房は「ヒーターコア」でエンジン熱を利用して温風を送ります

この空気の流れの入り口にあるのが「エアコンフィルター」です。
外気のホコリ・花粉・排ガスの微粒子・虫・ゴミなどをシャットアウトし、車内の空気を清潔に保つ役割があります。

ですが、長期間交換していないフィルターには、こうした汚れがギッシリ。
結果的に、エアコンを通して汚れた空気が車内に入り込み、あの嫌〜なニオイの原因になるわけです。


第2章:交換されないフィルターたち〜見えない場所の落とし穴〜

2-1. 家庭用エアコンとの大きな違い

家庭用のエアコンって、定期的にフィルターを掃除しますよね?
本体上部のフタをパカッと開けて、取り出して洗えばOK。

ところが、車のエアコンフィルターは、グローブボックスの奥など「見えない場所」にあり、普段目にすることがありません。
そのため、多くの人が「存在すら知らない」「交換したことがない」という状態になっています。

2-2. 洗えばOK?実は「交換前提」な車のフィルター

家庭用フィルターがナイロン製の網なのに対し、カーエアコンフィルターは不織布製。
つまり、洗ってもキレイに汚れが取れる保証がなく、基本的には「消耗品」なんです。

さらに最近は、

  • 抗菌・抗ウイルス仕様
  • 花粉やPM2.5除去機能付き
  • 活性炭配合で消臭効果アップ

など、高性能なものも多く登場。これらも定期的に交換しないと、その効果を発揮できません。


第3章:フィルター交換の目安は?費用はどれくらい?

3-1. どのくらいの頻度で交換すべき?

結論から言うと、以下が目安です:

  • 1年ごと、または1万km走行ごと
  • 少なくとも2年ごとの車検時には交換すべき

ただし、以下のような方はもっと短いスパンでの交換をおすすめします。

  • 花粉症などアレルギー体質の方
  • 都市部で排ガスや粉塵が多いエリアを走る方
  • ペットを車に乗せる方
  • タバコを車内で吸う方

3-2. 気になる交換費用は?

フィルター本体:3,000円〜5,000円程度
工賃(プロに依頼):約3,000円前後

つまり、ディーラーやカー用品店にお願いした場合、6,000円〜8,000円前後が一般的です。


第4章:自分で交換できる?やり方と注意点

4-1. 実は意外と簡単!フィルター交換手順

カーエアコンフィルターの多くは、助手席側グローブボックスの奥にあります。

ざっくりとした流れは以下のとおり:

  1. グローブボックスを開けて、ストッパーを外す
  2. 奥に見えるフィルターケースを取り外す
  3. 古いフィルターを抜き取る
  4. 新しいフィルターを同じ向きにセット
  5. 元通りに組み戻す

作業時間は10〜20分程度。
DIYに少しでも慣れていれば問題なくできる作業です。

4-2. 注意点アリ!ここを間違えると大変

  • ストッパーを折らないように注意!
     力を入れすぎると、グローブボックスが閉まらなくなります。
  • サイズと適合を要確認!
     車種によってフィルターの形状が違うため、必ず適合表をチェック。
  • 向きを間違えない!
     上下逆だと性能が発揮されません。

不安な方は、無理せずプロにお願いしましょう。


第5章:それでもクサい?他にもチェックすべき場所

5-1. カウルトップの落ち葉が臭いの元!?

ボンネットを開けてみると、ワイパーの付け根に「カウルトップ」という黒い樹脂パーツがあります。
ここには落ち葉やホコリがたまりやすく、長年放置すると腐敗して異臭の原因に。

しかも、この真下にはエアコンの吸気口があるケースも多く、臭いがそのまま車内に入ってきてしまうのです。

可能であれば、カウルトップを開けて中を確認し、汚れを掃除することをおすすめします。
(車種によっては簡単に外せる構造もあります)


第6章:放置するとどうなる?ニオイ以外のリスク

6-1. アレルギーや健康被害の原因にも

汚れたフィルターを通した空気は、

  • 花粉
  • カビ菌
  • 排ガス微粒子
  • ダニの死骸やフン

などを含むことがあります。
小さなお子様やアレルギー体質の方がいる場合、健康被害のリスクも無視できません。

6-2. エアコンの効きが悪くなる

フィルターが詰まって空気の流れが悪くなると、

  • エアコンの風量が低下
  • ニオイがこもる
  • エバポレーターやヒーターコアに余計な負荷がかかる

などの症状が出始め、最終的にはエアコン自体の寿命を縮める可能性もあります。


まとめ:エアコンフィルターは「見えないけど大切な消耗品」

エアコンフィルターは、目に見えない場所にあるけれど、
車内環境を快適に保つうえで非常に重要なパーツです。

ちょっとしたメンテナンスを怠るだけで、

  • ニオイ
  • 健康被害
  • エアコン機能低下

などのトラブルを引き起こしかねません。

「車内がクサいかも」と思ったら、まずはエアコンフィルターを疑ってみてください。
自分で交換できれば数千円で快適さが戻りますし、プロに頼んでも高くはありません。

快適なカーライフを守るためにも、定期的な点検と交換を心がけていきましょう!



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