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【知らないと損する】エンジンオイル交換の重要性|快調なエンジンを保つ秘訣とは?2025.05.27

はじめに|「オイル交換、してますか?」

「ねえ、最近エンジンオイル、いつ交換したっけ?」

もしあなたがこの質問に即答できないとしたら、ちょっと危険信号かもしれません。
クルマを動かすうえで、エンジンは“心臓”のような存在。その心臓を守る“血液”がエンジンオイルです。エンジンオイルが劣化すれば、エンジンに大きな負担がかかり、最悪の場合、エンジンが焼き付いて走行不能に……なんてことも。

「え、オイル交換ってそんなに重要なの?」と思った方のために、今回はエンジンオイル交換の重要性について、クルマ初心者でもわかりやすく徹底解説していきます!


1|エンジンオイルの役割を正しく理解しよう

まず最初に知っておいてほしいのは、「なぜオイルが必要なのか?」ということ。

エンジンは金属の塊。そしてその中では、ピストンやカムシャフト、クランクシャフトといった部品が、ものすごいスピードで動いています。これらの金属同士が直接こすれ合ったら、当然摩耗が起こりますよね。

ここで活躍するのがエンジンオイルです。オイルは部品同士の間に「油膜」を作って、摩擦を軽減し、金属の焼き付きや過度な摩耗を防ぐ潤滑剤の役割を果たしています。

さらに、エンジンオイルは以下のような複数の役割を担っています:

  • 潤滑(摩擦の軽減)
  • 冷却(熱を逃がす)
  • 密封(ピストンとシリンダーの隙間を密封)
  • 洗浄(スラッジなどの汚れを取り込む)
  • 防錆(サビの発生を防ぐ)

つまり、エンジンオイルがきちんと機能していないと、エンジンは確実にダメージを受けてしまうということなんです。


2|エンジンオイルは必ず劣化する

「でも、オイルって入れっぱなしじゃダメなの?」

答えはNOです。エンジンオイルは、走れば走るほど必ず劣化します。

走行中、エンジンオイルは高温のエンジン内を循環し、燃焼ガスや微細な金属粉にさらされます。その結果、オイルの粘度は変化し、潤滑力が低下。油膜が十分に張れなくなり、金属部品が直接接触するリスクが増大します。

これが「焼き付き」と呼ばれる現象です。焼き付きはエンジン内部で金属が溶着してしまう非常に深刻なダメージで、修理には数十万円かかることも珍しくありません。

オイルが劣化しても見た目にはわかりづらく、走っているときにすぐ異常を感じることも少ないため、ついつい交換を後回しにしてしまいがち。でも、それが一番危険なんです。


3|「いつ交換すればいいの?」最適なタイミングとは

「じゃあ、エンジンオイルはどのくらいの頻度で交換すればいいの?」

一般的には以下のようなサイクルが推奨されています:

  • エンジンオイル交換:走行距離5,000kmごと、もしくは半年ごと
  • オイルフィルター交換:オイル交換2回につき1回(=約10,000kmごと)

これが「メーカー推奨」とされる基本的な目安です。

ただし、走行環境によっては、もっと早めに交換が必要なケースもあります。たとえば、

  • 短距離走行が多い(エンジンが暖まる前に停止)
  • 渋滞の多い地域に住んでいる
  • 高速道路を多用する
  • 山道などの負荷が高い道をよく走る

こうした状況ではエンジンにかかる負担が大きく、オイルの劣化も早く進みます。「ウチは田舎でゆっくり走るし大丈夫」と思っている方ほど、実はこまめなチェックが必要だったりします。


4|オイルの状態を自分でチェックする方法

「自分でもオイルの状態って確認できるの?」

はい、できます。ただし、正しい知識が必要です。

一般的に、以下の2点でオイルの劣化を見極めます:

① 色の変化

新品のオイルは琥珀色に近い透明感のある色をしていますが、使っていくうちにだんだん黒くなります。これはススや金属粉などの汚れが混ざったため。ただし、黒くなっている=交換時期というわけではありません。エンジンオイルには「清浄分散性」といって、汚れを抱え込んで性能を保つ力があるからです。

② 粘度の変化

新品のオイルはトロッとしていますが、劣化が進むとサラサラになります。ただし、近年は低燃費仕様のエンジンに合わせて、最初から「0W-20」などの超低粘度オイルが使われることも多く、「新品でもサラサラ」は珍しくありません。新品時の粘度と比較しないと正確な判断は難しいです。

つまり、素人目の判断には限界があるということ。だからこそ、やっぱり“距離と時間”で管理するのが一番確実なんです。


5|交換を怠った人の末路…リアルな失敗談

ここで、ちょっと怖い話をひとつ。

「5年以上オイル交換してないけど、別に問題ないよ~」なんて言っていたAさん。ある日突然、エンジンから異音がして、そのままストップ。点検してもらったら、ピストンが焼き付いてエンジン載せ替え……。

しかも修理費はなんと40万円超!

「こんなことならちゃんとオイル交換しておけばよかった…」と後悔したそうです。


6|まとめ:オイル交換は“保険”だと思え!

ここまでの話をまとめると、こうなります:

  • エンジンオイルはクルマの健康を守る“血液”
  • 劣化すればエンジンが深刻なダメージを受ける
  • 交換時期は「5,000kmごと or 半年ごと」が目安
  • チェック方法にも限界があるため、プロのアドバイスも活用を
  • 結局、定期交換が一番の予防策!

つまり、エンジンオイル交換は「高い修理費を未然に防ぐための保険」なんです。3,000円~5,000円程度で済むメンテナンスが、数十万円の損失を防いでくれるなら、やらない理由はないですよね?


最後に|次の休みに、ぜひオイル交換を!

さあ、ここまで読んだあなた。
最後にもう一度だけ聞きます。

「オイル交換、最近いつやった?」

もし記憶にないなら、次の休みにカーショップや整備工場に立ち寄ってみましょう。未来の大きな出費を防ぐ、たった数十分の作業。
それが、あなたの大切なクルマの寿命を延ばしてくれる“魔法”になるかもしれません。



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